simple能 ワークショップ 第4回のおさらい(1)

1.パート(仕舞の人 地謡の人 連吟の人)に分かれての練習

私は地謡
謡の部分は短くて 前回もやったので軽く考えていたが
前回と違う先生に教えていただくと また違う感じ

〇座り方
 仕舞の時と同じように 体重はいくぶん前にかけておなかに緊張感(膨らまない)

〇謡い方
 喉先で声を出さずに “丸く”出す (この雰囲気がなかなか難しいね)
 息をしっかり吸う
 
〇部分の謡い方
 ・「千秋楽」は センシュウラクではなくセエンシウラク
 ・「撫で。」の後は 伸ばし過ぎず 短過ぎず 「デエ」という感じ
 ・「松風。」の後も 上に同じ
 ・二回目の「声ぞ楽しむ」の「ぞ」の後は その後“終われる”ように“モチ”をつける

〇仕舞と合わせるために
 少しゆっくり謡う

2.講師(塩津圭介氏)の話

 「幽玄(幽幻)とは」 (以下はたぶん勝手な曲解だが ちょっと感動)
皆各々 自分の目標(ゴールor理想)に向かって精進している(例:野球選手も)
初めての人は初めてなりに 玄人も玄人なりに
自分は師匠(父)を目標にしているが 父はまたその師匠を目標に 
またその師匠は…のように連なっている
ゴールを求めているその姿に そのゴールが垣間見えることがある
・・・
「たった四回の稽古ではあっても 一生懸命に求めれば何かが見え
それがみる人にも伝わるはず」
のように力説された

うーん そうねえ
1月の発表会で 我々の姿の向こうに 
観阿弥世阿弥の求めたものが垣間見えたりするかも???
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by akemifa | 2009-12-11 08:06 | | Comments(0)