だまされたかぁ?

きょう、ひとりで家にいた時
「消火器の点検にきました~」とやってきたひとりの男。
いつもならその種の来客には、適当に「いらないで~す」「間に合ってま~す」と返事をして済ますのだが
きょうはたまたま暇だったので、ドアを開けてしまった。

2年前に大麻で火事があったことから
自治会の許可を得て、各家の消火器を点検しているとのこと。
胸には『消化設備士』と書いたIDカードらしきものも見える。
「それはご苦労様ですね。市からの依頼?ボランティア?お金はどこから出るの?」
などとトンマな質問をすると
「まあ、ボランティアみたいなものです。でも一応仕事でやってます」との返事。
『そう言えば、うちにも消火器があったような気がするから(姑がボイラー室に用意してあった)
点検だけしてもらっとこう』と思い、出してきてみた。
そうしたらナント!
もう30年も前に購入したもので、「これはもう廃棄処分しなくてはならないものです」と言われてしまった。
どうしようと思っていると
「自治会を通しているので、特別価格で販売していますのでどうですか?」と言う。
『はあ、そういうことかぁ』とここでやっと訳がわかった。
でもここまでくると、「いらないです」と強く断る理由もなく
『やっぱりもしものために消火器はあった方がいいよなあ』と思って
11,500円 出してしまった!
きょう一応、少なくはなったがボーナスも出たし・・・
なんか気が大きくなってたみたい。

後でよーく考えてみたら、なんか変。
「ボランティアみたいなもの」なんて思わせる売り方はおかしいし
自治会を通して というのもおかしい。
商売ならちゃんと正々堂々と商売してほしい!
必要なものを買ったのだから、そんなに後悔はしてないけど
(アフターもきちんとしてくれるとのこと)
やり口が汚いぞ。
それに、よく聞くと札幌の会社だったけど
どうせなら江別市内の業者に頼めばよかったと後悔。

11,500円の消火器は、もしかしたら高い?
わたしはだまされたかぁ~?

帰宅した姑に話すと「それじゃあ私が払おうか?」と口では言うけど、この顔は・・・
「ボーナス出たから私が払います」と言ってしまった。
「あらそう、ありがとう」と姑。

ああ、ボーナス時期をねらった賢い商売だったんだねぇ。
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by akemifa | 2004-12-10 23:50 | くらし | Comments(0)